前回のブログで、子どもは、興味がないことには集中力も続かないし、露骨に逃げ出してしまう!絵本も同じ、ということを書きました。
しかも親の「読んであげなきゃ」という得体のしれない義務感だけの楽しくない読み聞かせによって、それが加速されてるよ、という、わたし自身書いていて耳が痛くなるようなことも書きました。
それならば、子どもの興味ある内容の絵本を読む、分からなければ、好きなことを絵本の中でみつけてみる、くらいの気持ちで、トライしてみる。
つまるところ、絵本は読み物でありながら、親子のコミュニケーション手段の1つであるということ。
と、まあ、こんな記事です。
子どもが大きくなって、「もっと読み聞かせしてあげていたらな」と後悔の念にさいなまれる大人をたくさんみました。
一番身近なのは、わたしの母親です。3人の子育てに追われ、それどころではなかったそう。よくある理由、ナンバーワンです。
これっていいかえると「もっとこどもと向き合う時間をとればよかった」ということにつきると思います。絵本そのものをしっかり読みたかったわけじゃなく、絵本を読んで喜ぶ子どもの顔が見たかっただけなんです。
一生懸命に子育てして、振り返ったときにこんな思いは、頑張って子育てしているパパさん、ママさんたちに絶対にしてほしくありません!
ですので、絵本に興味を示さないお子さまのために、お子さまの「好き」をみつけたい!けど、みつけれない、、、というあなたのために、その方法をお伝えします。
簡単です。
親がみつけるんじゃなく、、、、
他人にみつけてもらうんです!
わたしも幼稚園の先生から、知らなかった、息子の好き!をたくさん教えてもらいました。
●他人からの違う視点による新しい発見
●主観をなくして子ども向き合える
●他人と、さらに親からも認められることで、子どもの自己肯定感があがる
わたし自身が虫や生き物が苦手、息子も小さいころ怖がって泣いてた記憶から、息子は生き物に全く興味がないと思い込んでいました。
懇談の時、「小さい生き物がが好きなんですね」といわれ、「え?!」となりました。
「ぬいぐるみ」は大好きでしたけど、家に生き物を飼っていないし、わたしとは、お外でそういった遊びをしていなかったので、本当に驚きでした。
そして、この絵本にたどり着きました。
「10ぴきのかえるのどじまん」
間所ひさこ/さく
仲川道子/え
(PHP出版)
(画像:10ぴきのかえるののどじまん | 間所ひさこ 作/仲川道子 絵 | 書籍 | PHP研究所)
カエルやザリガニがたくさんでます。
正直なところ、絵は私の好みではないです。(笑)
でもここは息子の「好き」を大事に、購入しました。
買ってからは、「読んで」と、何回もくり返し読みました。
わたしの「好き」を大事にしていたら、きっと、息子にとって楽しくない絵本を与えていたことでしょう。
自分だけの視点だとみつけられなかった子どもの「好き」と、それにつながる「絵本」
そんな絵本が振り返ると、我が家にもけっこうあります。
そして、その絵本を見ると、そのときの記憶がふっと呼び起こされるのです。
親は子どもが可愛いあまり、どうしても主観がはいります。
絵本から離れそうになったら、客観的にみれる人に、思い切って聞いてみる!
おじいちゃん、おばあちゃん、お友達、保育園、幼稚園の先生、習い事の先生、普段あまり読まない(?)パパさん、などなど。
子どもの「好き」を他人にみつけてもらうと、なんだか、親自身も「すごいですね」といってもらえているようで、自分の自己肯定感もアップします!
好きな絵本がでてきたら、だんだん、絵本のおもしろさ、親に読んでもらう時間が好きになり、絵本の幅も広がってきます。
正直、絵本にも良い絵本、そうとは言い難い絵本、あることは事実です。
しかし、それにこだわりすぎていたら、子どもとの楽しい時間をうっかり無くしてしまうこともあります。
まずは、読んでもらう楽しさを覚えてもらうことが、大切です!!
ではでは、お読みくださり、ありがとうございます!!